タオルや食器からも感染する?口唇ヘルペスの感染の経路

2020年02月24日

口唇ヘルペスの感染経路には、頬づりやキス・性行為などの患部が触れることによる伝染するほか、食器やタオルといった物からの伝染も経路のひとつです。口唇ヘルペスを発症している患者の患部が、炎症を起こし、ただれて体液化している場合に、その中に増殖中のウィルスがほぼ確実に含まれており、そのウィルスが付着したタオルを別の人が共同使用してしまった場合などに顔面であれば口や目などから、他の部位では傷口や粘膜の薄い部分で細菌などが好む環境になっている部分から感染するおそれがあります。

口唇ヘルペスは、疲れやストレスが溜まって体の抵抗力が低下しているときに再発することが多いので、バランスのよい食事をとって、十分に休息することが大切です。さらに、日ごろから体だけでなく、手や口腔内や身の回りなど衛生面や健康にも気を配る必要があります。疲れているときや体調が優れないときは、屋外レジャーやスーパー銭湯のほか、野外活動などは控えるようにしましょう。他人の体液や汗などが流れているスーパー銭湯などは、特にヘルペスウィルス感染する確率が高いです。清潔にしているようにみえるタオルや着替えなども完全に滅菌しているかどうかは確認のしようがありません。症状が出ているときは、活性化しているヘルペスウィルスの量も多く、感染力も強くなっています。よって、人との接触はもちろん、感染者が使ったタオルや食器の取り扱いには注意が必要です。また、患部から垂れる膿を拭き取ったティッシュペーパーなども安易に素手で触らないように気をつけなければなりません。新生児がいる場合は、母親が免疫力を持っていない場合は、感染すると重症化する可能性があります。キスや性行為で相手に口唇ヘルペスや性器ヘルペスを移す可能性があります。初感染の性器ヘルペスは、重症化することが大変多いので注意が必要です。アトピー性皮膚炎の人は、皮膚のバリア機能が低いので、皮膚から感染し、重症化してしまうというケースがあり得ます。病気などで免疫力が低下している人も要注意です。

自分自身でも注意することが必要で、患部に触れた手でいろいろなところを触らないこと、患部に触れた後や外用薬を塗った後は必ず手をしっかり洗浄すること、患部は石鹸や洗顔料をよく泡立ててやさしく洗うようにすることなど注意すべき点がたくさんあります。また、つい患部の水膨れを爪や指で破ってしまう人がいますが、水膨れが破れると他に伝染する確率が格段に上がり、細菌が侵入するおそれも出てしまうので、水膨れは破らないように気をつけなければなりません。