ゾビラックスを子供が服用する場合は大人と用法用量が違うので注意

2019年12月31日
考えている男性

ゾビラックス錠には、有効成分であるアシクロビルの含有率によって200mgと400mgの2種類があります。成人のゾビラックス錠の飲み方は、単純疱疹を発症した場合には、1回アシクロビルとして200mgを1日5回経口服用します。帯状疱疹を発症した場合は、1回アシクロビル800mgを1日5回経口服用することになります。期間は単純疱疹が5日間で、帯状疱疹は7日間とされており、初発型性器ヘルペスは重症化する場合があるため、ゾビラックス錠を10日間まで延長することが可能です。

子供がゾビラックス錠を飲む場合については大人とは異なるので注意が必要で、単純疱疹の場合は、体重1kgあたり1アシクロビルとして20mgを1日4回経口服用しますが、1回の最高用量は200mgまでです。子供が帯状疱疹や水痘にかかった場合は、体重1kgあたり1アシクロビル20mgを1日4回経口服用しますが、1回の最高用量は800mgまでとされています。子供が造血幹細胞移植における単純ヘルペスウィルス感染症の発症抑制のために飲む場合には、体重1kgあたり1回アシクロビル20mgを1日4回経口服用し、服用期間は造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日までとなっています。子供が性器ヘルペスの再発抑制として服用する場合は、体重1kgあたり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口服用し、1回の最高用量は200mgまでです。なお、年齢や症状により適宜増減することも重要になってきます。

帯状疱疹は、過去に水痘にかかったことがある人が疲れやストレスが溜まって体の抵抗力が低下したときに、体の奥の感覚神経節に潜んでいたヘルペスウィルスが、神経を伝って皮膚に帯状に出てくる水疱なので、子供の場合はまだ水痘にかかっていないケースもあり、その場合は帯状疱疹を発症するということはないと考えられます。水痘にかかっていない子供の場合は、単純疱疹である可能性が高くなりますが、家族など身近な人から感染した可能性も高いと思われます。特に初感染の場合は、重症になりやすいといわれており、38℃以上の発熱や下痢などの全身症状を伴うことが多いです。子供は大人より体力や免疫力が低いため、顔や首などに水疱のようなものが認められたら、早めに受診することが大事であるとともに、ゾビラックス錠の飲み方も用量などを慎重に考慮して服用する必要があります。子供にヘルペスらしきものがみつかったさきは、抱っこして頬づりするなどの直接患部に接触するような行為をしないようにしなければなりません。