ゾビラックスの効果は?飲み方や服用期間も解説

2019年12月27日
心配する男性

ゾビラックスに含有される有効成分であるアシクロビルは、ヘルペスウィルスのDNAに働きかけDNA鎖の伸長を停止し、ウィルスDNAの複製を阻害します。したがって、ゾビラックスにはヘルペスウィルスの活性化や増殖を抑え、症状が重症化するのを防止する効果があります。

ゾビラックスの服用は、ヘルペス発症初期に近いほど効果が期待できるので、早期に服用を開始することが望ましいとされています。特に帯状疱疹の治療のために服用する場合には、皮膚に疱疹が出始めてから5日以内に服用を開始することが推奨されています。

ゾビラックスの飲み方は、成人の場合は1アシクロビルとして、200mgを1日5回経口服用します。単純疱疹の治療の服用期間は5日間を目処にしていますが、それでも改善の兆しがみられないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えることとされています。ただし、初発型性器ヘルペスは重症化する場合があるため、ゾビラックスを10日間まで延長することが可能です。帯状疱疹の治療の服用期間は7日間とされており、改善の兆しがみられないか、あるいは悪化する場合は他の治療に切り替えることとされています。ゾビラックスの錠剤の服用は、主として免疫機能が低下していない患者に適応されるもので、悪性腫瘍や自己免疫疾患など免疫が低下している患者には有効成分のアシクロビル注射剤の点滴静注を行うことになります。性器ヘルペスにおいては、年6回以上の頻度で再発する患者に対し、再発抑制療法として毎日服用する飲み方が承認されており、その場合は1年経過した時点で再発状況等を鑑みて、今後も継続する必要があるかどうかを検討することが推奨されています。

子供が服用する場合は、体重1kgあたり1アシクロビルとして、20mgを1日4回経口服用しますが、1回の最大用量は200mgです。帯状疱疹や水疱の場合の1回の最大用量は800mgとされています。ゾビラックスの主要な副作用として腎臓機能障害が挙げられていることから腎障害のある人または腎機能が低下している人、高齢者等の脱水症状を起こしやすい人は、ゾビラックスの服用中は適切な水分補給を行う必要があります。注意事項をきちんと守って服用すれば、ゾビラックスは安全性も高く副作用も比較的少ないので、子供の水痘を含め各種のヘルペスウィルス感染症に広く用いられており、内服薬だけでなく同一成分の塗り薬や注射薬もあります。